天然ガス 2018/11/01

天然ガスは9月21日にブレイクアウトして以降,強気のフラッグを形成しています。

ここ1ヶ月ぐらいは相場の変曲点を見極めるために様子見に徹していましたが,徐々にショートのセットアップが整ってきたと考えています。

ファンダメンタルズ

  • ファンダメンタルズ的には例年よりも在庫が逼迫(5年平均比で17%少ない)していることが買い材料視されています。
  • 寒波到来が遅れていることから気候的には特に追い風はありません。

COT

  • Commercialsは9月の$2.97ラインをブレイクアウトしたタイミングで,ネットでショートとなっています。
  • Money Managersは9月時点でのロング比率60%から10月末現在で83%まで急騰。ブレイクアウトを見て一気にショートカバーしロングに切り替えたことが伺えます。今年の原油相場で一時期,Money Managersのロング比率が90%を越えていましたが,それを思い起こさせる強気ぶりですね。10月に入ってネットロングが横ばいですが,水準としては247Kコントラクトと過去最高水準の建玉を維持しています。
  • Other Reportablesはこちらも過去最高水準の260Kコントラクトのネットショートです。先週も僅かながらネットショートを積み増しています。
  • Open Interestは1.6Mとなり,10月中旬の1.66Mより僅かに減少しました。依然として高い水準を保っています。

トレンド

  • トレンドは上昇と見て良いでしょう。$2.97のブレイクアウトの後のショートスクイーズにより終値で$3.316 (10月17日)まで付けています。
  • フラッグを形成し上昇中の一服が終われば,再度上を向くと考えています。

センチメント

  • センチメントとしては,買われすぎとはまだ言えない水準です。どちらへの動きもありえます。
  • センチメント的にはエクストリームな水準には達していないため,すなわちトレンド継続=上昇継続と考えています。

テクニカル

  • RSIは60でまだ買われすぎは示唆していません。
  • MACDヒストグラムは今日中にもプラ転すると見ています。次のMACD上昇基調でどこまで高値を付けるかが最大の注目ポイントでしょう。
  • ストキャスティクスは10月26日以降反転して上昇相場再開の動きを見せています。
  • 私の予想では,10月17日のRSI(71), MACDの水準は越えられずに,弱気のダイバージェンスを示しつつ終値での高値更新をするのではないかと考えています。具体的にはRSI70未満,価格$3.32以上の水準での引けということになります。

まとめ

  • テクニカル的には,明らかに上昇基調。終値ではまずは$3.316 (10月17日)越えが目標水準。理想的には$3.2〜$3.5あたりを付けて,弱気のダイバージェンスを示していればショートのチャンスとなるでしょう。
  • COTレポートを見る限り,ファンド勢のロング積み増しがあと1〜2週継続すると考えられます。早ければ今週中にトップが見られるかもしれません。遅ければ11月中旬でしょう。
  • ショートに賭けるというのはブレイクアウト後のカウンタートレンドを狙う投資なので,普通の方は素直にロングセットアップに乗った方が安全だと思います。(勢いが弱まったふり,死んだふりの相場が急に復活する例を数え切れないほど見てきました。)

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