13章 インフレ株:金・銀・鉱山

2000年以降は年金基金による金投資が開始され,実需面で価格を下支えしてきました。さらに2008年の米国金融危機や2009年のギリシャ危機などが相次ぎ,米国・欧州で立て続けに市場に不安が高まった結果,安全資産として金が買われました。今のところ,高値は2011年9月の$1920.25/ozです。2012年以降は中国が外貨準備の多様化を目指すと発表し,米国債の買い増しをやめてゴールド買い増しを続けています。

アメリカン・イーグル・コインの売上高と,コマーシャルズのポジション推移。

 

金鉱株・銀鉱株・鉱山株

投資戦略

ショート:金・銀はインフレに強く,相場過熱の最終局面で強い。しかし,景気後退では各金融機関の換金ラッシュや中央銀行による放出に巻き込まれて売り込まれる。
鉱山株も金銀の価格に追従するように景気後退局面で投げ売りされる。この投げ売りのタイミングはショートに適す。

ロング:金・銀はインフレに強く相場過熱の最終局面で上昇するが,その輝きは景気後退がくると色褪せる。(投資タイミング その1)
景気後退局面で一旦投げ売りされた金・銀は,今度は金融危機によりあらゆる資産(株式・債券など)の価値が下がってくると,今度は安全資産としての需要が急増し買われる。

 

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